当ブログへようこそ。 日本の書道家の龍溪(りょうけい)です。
とうブログへようこそ。 にほんのしょどうかのりょうけいです。
Welcome to this blog. I’m Ryohkei, Japanese calligrapher.
※1976年徳島県生まれ / 男性 / 名古屋在住
1976ねんとくしまけんうまれ / だんせい / なごやざいじゅう
Born in Tokushima prefecture, 1976 / Male / Living in Nagoya
富士山(ふじさん) Mt. Fuji
このブログでは、日本語の文字の書き方を、ひとつずつ紹介したいと思います。
このブログでは、にほんごのもじのかきかたを、ひとつずつしょうかいしたいとおもいます。
In this blog, I want to introduce how to write Japanese letters one by one.
また、漢字については楷書だけでなく、行書、草書も紹介します。
また、かんじについてはかいしょだけでなく、ぎょうしょ、そうしょもしょうかいします。
And on kanji, I introduce not only regular script, but also semi-cursive and cursive script.
赤富士(あかふじ) Red Fuji by Katsushika Hokusai 1760 – 1849
日本語について、詳しくご存知ですか?
にほんごについて、くわしくごぞんじですか?
Do you know Japanese well?
日本語には文字が3種類あります。
にほんごにはもじが3しゅるいあります。
It has 3 kinds of letters.
◎平仮名・・・約50文字
ひらがな・・・やく50もじ
Hiragana・・・about 50 letters
◎片仮名・・・同じく約50文字
カタカナ・・・おなじくやく50もじ
Katakana・・・also about 50 letters
◎漢字・・・3000文字以上
かんじ・・・3000もじいじょう
Kanji=Chinese character・・・more than 3000 letters
多すぎますね。
おおすぎますね。
Too many!!
このせいで日本の小学生は、たくさんの文字を覚えるのにとても苦労します。
このせいでにほんのしょうがくせいは、たくさんのもじをおぼえるのにとてもくろうします。
Because of this, elementary school students in Japan are so hard to memorize these letters.
元々日本語には文字がなく、単なる話し言葉にすぎませんでした。
もともとにほんごにはもじがなく、たんなるはなしことばにすぎませんでした。
Originally, Japanese didn’t have any letters, it was just spoken language.
しかし文字がないというのはとても不便なので、昔の日本人は1400年以上前に、中国から漢字を輸入し始めます。
しかしもじがないというのはとてもふべんなので、むかしのにほんじんは1400ねんいじょうまえに、ちゅうごくからかんじをゆにゅうしはじめます。
But no letters was very inconvenient, so ancient Japanese people began to import Chinese characters from China, more than 1400 years ago.
これにより日本語で話す一方で、読み書きには漢字=外国語を使うようになり、この状態がしばらく続きます。
これによりにほんごではなすいっぽうで、よみかきにはかんじ=がいこくごをつかうようになり、このじょうたいがしばらくつづきます。
Then, they came to speak in Japanese, while to use Chinese characters = foreign language for reading and writing, this situation lasted for a while.
平等院(びょうどういん) Byodo-in, in Kyoto
その後、次第に彼らは漢字の形を変えることにより、独自の文字を作り始めます。1000年以上前のことです。
そのご、しだいにかれらはかんじのかたちをかえることにより、どくじのもじをつくりはじめます。1000ねんいじょうまえのことです。
After that, they gradually began to make their original letters, by changing the shapes of Chinese characters, more than 1000 years ago.
こうしてひらがなとカタカナが生まれ、日本語は3種類の文字を持つという、とても難しい言葉になりました。
こうしてひらがなとカタカナがうまれ、にほんごは3しゅるいのもじをもつという、とてもむずかしいことばになりました。
As a result, hiragana and katakana were born, and Japanese became so difficult language which had 3 types of letters.
金閣寺(きんかくじ) Kinkaku-ji, in Kyoto
ひらがなとカタカナは、英語のアルファベットのようなもので、それぞれの文字が音をひとつだけ持ちます。
ひらがなとカタカナは、えいごのアルファベットのようなもので、それぞれのもじがおとをひとつだけもちます。
Hiragana and katakana are like an alphabet of English, every letter has only one sound.
漢字については、全部覚える必要はありません。私も全部は知らないですから。
かんじについては、ぜんぶおぼえるひつようはありません。わたしもぜんぶはしらないですから。
On kanji(Chinese characters), you don’t have to memorize all of them, because even I don’t know them all.
名古屋駅(なごやえき) Nagoya Station
文字のいくつかはとても複雑な形をしていますが、できるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
もじのいくつかはとてもふくざつなかたちをしていますが、できるだけわかりやすくかいせつしていきたいとおもいます。
Some letters have so complicated shapes, but I want to explain as easily as possible.
行書(ぎょうしょ) 『書(しょ)』
“書(sho) = writing” in semi-cursive script